チャンピックスでも禁煙に失敗する人とは?

禁煙治療の方法として定着してきているのがチャンピックスによる治療であり、日本においても禁煙外来を受診すれば保険治療として行うことができるようになっています。しかし、確実に禁煙が実現できるかというとそういうわけでもありません。まず第一に12週間で設定されているプログラムを完了するということを目指さなければならず、最初の1週間以外は全く喫煙することができなくなります。それを達成できても、その9ヶ月後まで禁煙を続けることができた人は試験の結果によれば約半数ということになっています。チャンピックスを用いても失敗するというのは、12週間続けることができなかった人や、それを終えてもなお煙草に手を出してしまった人ということになります。その原因となっているのは2つあります。1つはチャンピックスを信頼しすぎてしまったということです。チャンピックスを飲めば禁煙できると信じるのは悪くないことですが、それだけでは禁煙は実現できません。煙草の魅力に負けない意志の強さも同時に必要なものであり、チャンピックスを飲むことによってそれをサポートすることができるというだけであるということは理解しておかなければならないことです。その理解がなかったがために失敗してしまうという人がいるのが事実です。もう一つはその意志があったとしても弱かったり、禁煙のための取り組みを怠ったりしてしまった人です。喫煙の魅力に抗うためには意志が強いことも重要ですが、意志が弱いと感じたら、煙草には簡単に手が伸ばせないようにする工夫もしていかなければなりません。手元に残してあったり、灰皿がおいてあったりすると魅力に負ける要因になってしまうでしょう。身近なところから禁煙の努力も並行して行わないとチャンピックスを使っても失敗してしまうことはあるのです。